食材の色味を引き出す、青い器たち
カラーのついた器はたくさんありますが、その中でも気になる存在なのが「青い器」です。
お洒落だなと思う反面、実際に料理と合わせるとなると色合わせが難しいと悩んでしまったりする方も多いと思います。
確かに合わせ方を間違ってしまうと、青は食欲減退のカラーとも言われてますから、せっかく美味しく見せたいのに逆効果になりかねません!
でもちょっと工夫するだけで、その心配は無くなります!
そして食卓に華やかさと鮮やかさをプラスしてくれるのです◎
目次
青がもたらす視覚効果
青は、冷たい・冷静・クールなどのイメージを持つカラーで、実際に心を落ち着かせてくれる効果を持っているそうです。
リラックスしたい時や寝付きの悪い時には、青のインテリアや寝具が効果的です。
また、食事関連で言うと、食欲減退のカラーと言われています。ダイエットの際に、青いサングラスをかけて食事をしたり、食材を青くアレンジしたりなどなど、話題になったこともありますね。
この話だけだと、美味しく食事をしたい時に青い器なんてご法度では?と思ってしまいますよね。
確かに、合わせる食材の色やバランスを間違えると、普通に白い器に盛り付けた方が美味しそうに感じるかもしれません。
でもちょっとしたコツを掴めば、食材の鮮やかさを引き出し、全体をオシャレに華やかに見せることも出来るのです!
青の種類も色々ある
「青」と言っても、明るさや色味など種類は様々です。
色味や明るさが異なる分、それぞれ印象や効果も多少変わってきます。料理をより美味しく、そしてお洒落に見えるコツを掴みましょう♪
薄いブルーやブルーグレー
こちらは、薄いブルーグレーの色味のプレートです。
ブルーといっても水色とはまた違って、青みがかったくすんだグレーの色が食材と調和しやすい色です。
写真のお菓子のような、黄色〜茶系の優しい色味がよく合います。器がくすんだカラーの時は、なるべく食材は明るい色を選ぶようにしましょう。メリハリがあって、食材の印象がより引き立ちますよ◎
濃いブルー
色味の濃い青には、それに負けないくらいの濃い色の食材を合わせると良いです。
赤やオレンジ、茶色などの暖色系の相性がいいです。
トマトやパプリカ、イチゴなどの食材を使った料理や、肉料理の時にオススメです◎
食材の色味と器の濃い青でとても華やかになりますので、あまりたくさんの色味を混ぜてしまわないように注意しましょう。
鮮やかなブルー
発色の良い明るい青には、先ほどの濃い青の時と同じように色味の濃いものが合います◎
ですが、先ほどと比べて明るさも強いので、色の取り入れ過ぎには要注意です!少ない色数でも十分に華やかさを演出できるので、シンプルな料理や色を合わせるようにしましょう。
青磁
青磁は、薄い緑みがかったカラーです。
柔らかい印象のカラーで、同系色や寒色系との相性がいいです。白やイエローなどの明るいカラーと合わせても色合いが綺麗ですよ◎
控えめなカラーなので、同じようなトーンの食材を数種類組み合わせても綺麗にまとまります。
ターコイズ
ターコイズは、色味のはっきりとした青緑のカラーです。
鮮やかな青や濃い青と同様の位置付けになりますが、暖色系の食材を合わせる際は赤よりも黄色に近い食材の方が相性がいいですよ◎
オレンジやグリーンなども、綺麗に見せてくれるカラーです。
色の特性を知って、青色の器を使いこなしましょう
一見難しく感じがちな青色の器でしたが、少し合わせる色味や食材のバランスを気をつけるだけで、とても華やかな印象に仕上がることがわかりました。
食卓のルーティーンの中に取り入れたりして、メリハリのあるおうちごはんを楽しみたいですね♪
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