和食器とは、どういうもの?
2018年2月16日
わたしたちが日常的に使っている和食器。
とても身近で使い慣れている器ですが、その成り立ちや特徴を知ると、和食器との毎日がもっと楽しくなります。
縄文土器からスタートした歴史
日本料理は神々に供物を捧げ、神々とお祝いと食事を合わせる「神人共食」から始まりました。
和食器の歴史は、縄文土器から始まり、長い歴史を経て現代の形へと発展してきました。
現在は多種多様の時代となって、わたしたちのライフスタイルに合わせて「洋食」や「洋皿」もうまく取り入れながら日常の食卓を彩っています。
日本独特の食文化とともに発展
世界中で例を見ないほど多種多様な器作りが育まれてきた日本ですが、和食の文化とともに発展を遂げてきました。
目で楽しみ、箸を使うこと。多くの器を「手に取って」食事すること。そして四季に合わせた食材と器を楽しむという独自の食文化が大きく影響を与えています。
そのため和食器は器そのものの手触りや風合い、そして口当たりを重視して作られています。
日本らしさを知って、器選びを楽しみましょう
豊富な種類を誇る和食器は、単発として扱われるだけでなく「組み合わせ」や「格合わせ」などコーディネートする際に選びやすいポイントがあります。
素材や形・大きさ、模様など選ぶポイントとなる要素を大切に、自分好みの食器を選んでみても楽しいかもしれませんよ。
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